環境と動物の反応について、問1〜問6に答えよ。答えは下にある@〜Dのうちから、最適なものを一つ選べ。
解答:D
解説
ヒトの大脳皮質には思考・創造・感覚・聴覚・味覚・視覚など多くの中枢が存在している。間脳は自律神経系の中枢、小脳は運動や平衡保持の中枢である。ヒトの網膜には黄斑と盲斑があり、黄斑は視神経が集まっている部分、盲斑は視神経の束が通っているため視神経が存在しない部分である。盲斑は視神経が存在しないため、そこに結ばれた像は認識することができない。
解答:B
解説
閾値未満の刺激では、興奮は起こらない。閾値以上の刺激をどれだけ強くして与えても、興奮の大きさは変わらない。これを全か無かの法則という。また、細胞内電位は細胞外に比べてマイナスである。刺激が与えられるとプラスの方向に膜内電位が動く。
解答:D
解説
交感神経の末端から放出されるのはノルアドレナリンである。副交感神経から放出されるのはアセチルコリンである。血液は体内を循環し、心臓に戻ってくる。心臓に戻ってきて肺に行く前の血液は酸素が少なく二酸化炭素が多い。逆に、肺から出ていく血液はもっとも酸素が多い。これは、肺で二酸化炭素を放出し酸素を受け取ったからである。
解答:@
解説
黒くなった構造は糸球体という。墨汁の粒子がタンパク質より大きいことから、糸球体からボーマンのうにろ過されないことがわかる。よって糸球体に墨汁はたまる。
解答:C
解説
Kは平滑筋である。平滑筋の特徴は横縞がなく、紡錘型の単核の細胞から成ることである。平滑筋は穏やかに収縮し、疲れがたまりにくい。内臓筋は平滑筋である。Lの横紋筋はその名の通り横紋(横縞)がある。多核の筋繊維から成り、強く収縮する。自分の意志で動かすことができる随意筋は横紋筋から成る。また、心臓を動かす心筋も横紋筋である。
解答:C
解説
験Mから、ゾウリムシは空気が無くても上に集まることがわかる。これは重力の方向とは逆に移動しているということである。刺激の方向と逆に移動する場合は負の走性である。実験Nから、ゾウリムシはアルミホイルに巻かれていない場所、つまり光が当たる場所に移動することがわかる。実験Oでは遠心分離機にかけている。遠心分離機にかけると、重いものほど下に移動する。この結果から、ゾウリムシは水より重いことがわかる。実験Pから、ゾウリムシはマイナスの電気に向かって移動することがわかる。