高卒認定の参考書っていっぱいあるよね。
そうね。たくさんあるわね。
なんだかありすぎで分かんないや。
言うと思ったわ。私の分かる範囲で教えてあげるわね。
参考書選びのコツは?
並んだデスクの一本の電話が鳴った。
「今、本屋さんにいて、高卒認定試験の参考書を買いたいけどたくさん有り過ぎて・・・どれ買えばいいですか?」
突然、こんな電話をもらった。相手は20代前半の若い女性。
彼女は、高卒認定試験を受験したいと考えている。
できれば、あまりお金をかけずに分かりやすい参考書を何冊か買い求めて、自分でやれれば・・・そんなふうに思っています。
彼女が言うには検索すると過去問はそんなにないが高卒認定試験の参考書は259件もあるらしく直接、書店で見て決めようかと思ったらしい。
参考書を選ぶ4つの基準
参考書を選ぶ際に上記のような事は誰しも思うでしょう。取りあえず考えながら電話で彼女に伝えた。参考書選びの基準はこの四つ。
- 詳しい解説以外にイラスト等があるもの
(小さい文字だけでは意欲を失うから) - 高認試験専用のもの
(科目によっては教科書レベルと試験のレベルの違いがあり過ぎるから) - 過去の試験の頻出度が分かるもの
(繰り返し過去問からの出題が多いから) - 自分の学力のレベルに合うもの
(箇条書きの要点ばかりでは、かなりの理解力が必要になる)
そんな感じで伝えたかと記憶しています。もちろん教科によっても違いはありますが、彼女の場合数学が特別苦手というので、数学は
- 例題
- 基本問題
- 問題集
- 公式集
これを確実にやれるものを勧めた気がします。彼女は英語も苦手のようでしたが、単語集・構文集があるもの。
社会系は写真資料集等揃えれば更に良いのではと話しました。それで十分だろうと思ったからです。数日後、又彼女からの電話をもらうまでは・・・
中学基礎と参考書の関係
前回と同様、彼女の電話は困り果てた挙句の電話でした。彼女が言うには、
「中退してから数年位、勉強から離れていたし、しかも中学も休みがちだった。」
「今では中学で勉強した内容さえほとんど忘れていると思います。中一レベルだし、買ってきた参考書だけで大丈夫でしょうか?」
「見ても全く分かる気がしないのですが・・・」
これには私も困りました。再度、彼女に伝えたことは自分の学力のレベルを知ること
方法は高卒認定試験の過去問を実際に解いてみて40点が安定して取れるか試してみたらどうかと。
何故なら40点安定して取れないとき、そして教科書や参考書が分かりにくいと思うなら、独学は無理だと思うからです。
過去問は、『文部科学省のホームページで高認試験問題』で検索するとでてきます。早速、彼女も試した結果、自分の学力では独学は無理と判断。
一ヶ月後、講師に教えてもらいながら中学一年生からの勉強を始めたようです。
まとめ
社会人になって机に向かう事が少なくなって、ダイニングテーブルで調べ物したり、書き物したり、ついでにパソコンしたり・・・大体、集中力無くなったと思いませんか?
学校の頃は、時間割あったし、宿題あったし何とかなってた気がするけれど一旦、勉強から離れて何年もたってから受験するのは大変ですね。
宿題も時間割も何もないところから自分でモチベーションをあげて勉強して受験まで持っていくのが大変だと思います。
本屋さんで高卒認定試験の参考書買って独学する人。
私、思うのですがきちんと計画性があって、何をやればいいのか自分で分かる人が独学するのでしょう。大事な事は参考書選びもそうですが、自分にあった勉強法を見つける事ですよ。
結局この話に出てくる人合格したの?
合格したわよ。講師に教えてもらったけど彼女も頑張ってたからね。
そうなんだ。よかったね。僕もガンバルンバしてみよっかな~
いい事ね。頑張って!
高卒認定じゃないよ。ルンバダンス、をだよ(笑)
どうぞ、ご勝手に(怒)