環境と動物の反応について、問1〜6に答えよ。答えは下にある@〜Dのうちから、最適なものを一つ選べ。
解答:@
解説
目の網膜では紫外線は受容できない。そのため紫外線は目に見えないのである。ちなみに、ヒト以外の動物では紫外線や赤外線を受容できる目を持っている動物もいる。
解答:A
解説
文字の形のところは、光が当たる。この光が当たるところにミドリムシが集まったことから、正の光走性をもつことがわかる。正はその刺激の方向に向かっていくこと、負は遠ざかることを指す。
解答:C
解説
自律神経の中枢は間脳の視床下部である。大脳皮質は学習や経験、感覚の中枢。大脳髄質は神経線維の集まりである。脊髄は反射や発汗、排尿の中枢である。小脳は運動や平衡保持の中枢である。
解答:D
解説
交感神経は活動的な方向、副交感神経は休息的な方向に働く。以下は交感神経と副交感神経の各器官における働きの表である。
器官 | 交感神経 | 副交感神経 |
心臓 | 早くなる | 遅くなる |
瞳孔 | 大きくなる | 小さくなる |
気管支 | 拡がる | 収縮する |
血圧 | 高くなる | 低くなる |
胃のぜん動運動 | 抑えられる | 活発になる |
解答:B
解説
血液は有形成分と液体成分に分けられ、有形成分には赤血球・白血球・血小板がある。液体成分は血しょうである。赤血球は各組織に酸素を運ぶ。これは赤血球に含まれるヘモグロビンの酸素が多いところでは酸素とくっつき、少ないところでは手放す性質を利用している。白血球は食作用により生体防御に働く。また、白血球の中には抗体を作り、体液性免疫にはたらくものもある。
解答:C
解説
糸球体では血球とタンパク質以外の物質がこしだされる。これらは血液中の成分で大きいものであるため、糸球体でボーマンのうのほうに進めないのである。バソプレシンは集合管における水の再吸収を促進する。そのため、結果として尿量は減少する。