遺伝について、問1〜5に答えよ。答えは下にある@〜Dのうちから、最適なものを一つ選べ。
解答:B
解説
メンデルはエンドウのもつ7組の対立形質に着目した。エンドウは一つの花の中で受粉して自家受精する。自家受精することで純系を容易に得ることができる。組換えは減数分裂の過程で、相同染色の間で染色体の一部が交換され(これを乗換えという)、その結果遺伝子の組み合わせが変化することである。
解答:A
解説
異なる対立形質をもつ純系を交配した時、次代には片方の親の形質のみが現れる。現れる方の形質を優性形質という。よって丸が優性である。優性親の遺伝子型はAA、劣性親がaaなので、F1はAaの遺伝子型を持つ。
解答:A
解説
遺伝子型が分からない個体に、劣性ホモの遺伝子型を持つ個体をかけあわせることを検定交雑という。検定交雑の結果生まれた次世代の表現型の分離比は、そのまま親から生じる配偶子の分離比となる。ここでは黄色:緑色=1:1で生じるので、F2の黄色の配偶子の分離比はB:b=1:1である。よって遺伝子型はBbである。
解答:D
解説
だ腺は図3のBである。だ腺の特徴としては、普通の染色体の100〜150倍の大きさに達すること。酢酸カーミンや酢酸オルセイン液で染まるしま模様があり、それらの幅・数・位置はほぼ一定である。くり返し複製した染色体が束になっていることなどが挙げられる。
解答:B
解説
このような現象を形質転換という。連鎖は二つ以上の対立形質に関する遺伝子が同一染色体上に乗っている状態をいう。伴性遺伝は性染色体上に乗っている遺伝子の遺伝である。形質転換を生じさせる原因物質はDNAである。